【説明力を上げる本】齋藤孝『頭のよさとは「説明力」だ』書評

本書の情報:齋藤 孝 『頭のよさとは「説明力」だ 』(2019.9 詩想社)

説明が上手な人は周りの人を幸せにする

本書では説明力について齋藤孝氏が完全解説されています。本書の概要は

  • 良い説明とは?
  • 説明の組み立て方について
  • どのようにして説明力をupさせるか?
  • 良い説明を行うための応用的技術まで

です。

説明力は社会人必須スキルです。そのスキルが高いか低いかが仕事の成果を左右すると言っても過言ではありません。

ですので、社会に出る前の大学時代に読んでおくことで、社会人になるまでに説明力を向上させることができるでしょう。

では、本書の内容について軽く紹介します。

説明力を構成する3要素とは?

それは。

時間感覚

1分間で〇〇について説明するなど、時間を計ってトレーニングを積む

要約力

初めに「本質」と提示してから、説明をする

例示力

本質を一語で表す例を示すことで、相手の理解が深まる

です。

要約力・例示力は説明力に必須とは思っていましたが、まさか「時間感覚」が必要だなんてと思うでしょう。ですが、「時間感覚」がないと、与えられた時間をオーバーしてしまいなど、相手の時間を奪うことになります。

この3つの要素は抑えておかなければなりません。

良い説明をするためにはどうするか?

ここからは、心に留めておきたい具体的なスキルを紹介します。

ポイントを3つ以内に絞る

その3つのポイントは似たようなものでなく、異なる内容でなければなりません。

ファスト&スロー

ファストな情報(図・動画など)とスローな情報(文字)を組み合わせシナジーを生ませます。相手に響く説明を行うためには重要なことです。

詳しくはダニエル・カーネマン の以下の著書を参考にすると良いでしょう。

徐々に難易度を上げる

難しい箇所はいきなり説明してはいけません。一度レベルを下げて、聞き手に「分かった」「分かった」を繰り返させるよう、徐々に難易度を上げて説明をしましょう。

腕立て伏せ20回連続できたら、次は21回と少しずつ進むような感じです。

他人の説明を採点する

日々の生活で説明力を向上させるために行います

相手の説明(テレビの人・先生・友達など誰でも)の良いポイントを見つけて取り入れ、悪いポイントは何がいけないのかを考えます。

これを意識することで説明力upは待ったなしです。

日常会話において

日常会話において近況報告やエピソードを話す際に、ポイントを要約して簡潔に伝えることを意識します。説明力を育むにはモッテコイです。

このように、説明力大全とも言える新書でした。さすが、齋藤孝氏。非常に読みやすいです。

説明力に自信がない方は手に取らないともったいない、と言える書でした。

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