【行動経済学のオススメ本】学べばより良い人生にしてくれる2冊を紹介

人間の脳はいかなる時も合理的な判断をしてくれる!!

ということはありません。非合理的な行動が私たちの日常に多く潜んでいることは、言うまでもないでしょう。

例えば、

  • 数十円を節約するために30分かけて、遠い店に行く
  • 「毎日筋トレをする」と決めたのに3日坊主
  • レポートがいつも提出期限ギリギリに…

などなどです。

では、なぜそのような非合理的な思考・判断を下してしまうのでしょうか。

以下に紹介する2冊は数々の実験によって得られた行動経済学の知見が数多く紹介されています。読んでいて小説のように非常に面白く、まさか知らず知らずのうちになんて考えを人間はしてしまうのかと思わされます

予想どおりに不合理

私たちが日々の生活で行ってしまう「不合理」な判断の数々。

不合理な判断は規則的に何度もしてしまうのです。

本書は著書らが行った実験から得られた結果から、私たちの人生に応用できる内容となっています。

何度も繰り返しに行っている行動は本当に最適解なのか?

もっと満足できる行動があるのではないか?

自問することで人生における不合理な行いは改善できます。

本書では、例えば

  • 興奮状態における判断力について ←特にオススメ
  • 無料の罠
  • 市場規範と社会規範
  • 共有地の悲劇

など面白い内容ばかりです。

読めば、確実に人生に大きなプラスとなりますので、是非読んでみてはいかがでしょうか。

『ファスト&スロー』

自分の判断や選択の裏を突き止めて理解する能力を高めること。が重要と著者は言います。

著者のダニエル・カーネマンは判断と意思決定に関する研究でノーベル経済学賞を受賞しています。

まさに、世界の偉人です。

人間には2つの思考法があると紹介されています。

それはタイトルのファスト&スローが表す、

システム1

ファスト(速い)思考 = 直感的・自動的で高速。印象や感覚など。
例:相手の表情から怒っていると判断する。 目に入ってきた母国語の単語。

システム2

スロー(遅い)思考 =  熟考的。計算など知的活動時に用いる思考

人間は記憶から容易に呼び出せる問題を重要だと評価してしまう傾向を持っていますので、それによって引き起る不合理な判断を避けられるかが大切になります。

本書は上巻と下巻があり、非常にボリュームのある本ですが、行動経済学を学ぶには最適です。

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